| 3月27日の昼、電話のベルが鳴る。ディスプレイに表示されている番号の局番を見て嫌な予感がした。 家内の実家は今年90歳の母と80歳になる兄だけの生活になっていた。母は後妻に入ったので兄は先妻の子、義理の息子である。 炊事、洗濯、掃除と家のことは全部母がこなしてきた。少し腰は曲がってきたが元気である。 予感は当たり義兄からの電話で母が倒れた。病院へ運び意識不明だが少し落ち着いているという。 高齢のため何時かはこのような日が来ると思っていたが吃驚した。家内だけ日曜に行くように言ったが月曜にすると言う。日曜になり夕方着く様に帰ると言っていたところ電話があって容態が悪くなったから早めにきた方が良いのではと言う。何しろ特急乗り継ぎで4時間半はかかる。 家内は慌てて帰る。結局その日に深夜2時に一度も意識が戻ることなく息を引き取る。 30日通夜、31日告別式ということになり30日朝車で 向かう。途中大阪に住む娘を米原駅で車に乗せて行く。
苦しまず眠るように逝った義母、穏やかな優しい顔になっていた。90歳まで一生懸命働いた母、ご苦労様そして有難う。ゆっくり休んでください。 | 2004/04/02 | |